リバティで朝食を

ワーホリ女子のひとりおしゃべり

真実はいつも一つのはず

のっけから恐縮だが、たぶんこのブログには誰かの役に立つことは書かない。

 

ワーキングホリデー中に考えたあれこれを書き留めておくブログなのだが、「海外生活を活かしたキャリアパス」とか「異邦人としての視点」とかあんまり考えてないからだ。IQ3くらいの人間なので、難しいことはちょっとよく分からないし、考えないようにしているの。

役に立つ情報が発信されるとしたら、「イギリスのつけまつげ用グルーはクソだから、日本からDUPのを買ってきた方が良いよ!」とかそんなことくらいだ。

意識の低い人間からは意識の低い情報しか出てこない。自明の理である。

 

だから、ワーホリの情報を得ようとしてうっかりこんにちはしてしまった方にはブラウザバックをおすすめする。時間の無駄だぜ。色々準備することあるんだろ。

 

 

準備といえば、私も情報収集のために某ワー○リ協会(全く意味のない伏字)に入会したのだが、結果的に言えばまじで時間の無駄だった。「英語は分かるけど、自分ひとりで手続きするよりも専門家を頼った方がきっと穴がないよね」と思って入ったんだけど。

ここの担当の方々、人によって言うことが違うの……!

私の渡航先はイギリスなのだけど、どうやらイギリスのワーホリ事情は他の国とちょっと違うらしい。普通、ワーホリはあくまでホリデー扱いなので、渡航前に就職先を決めることはできないのだが、イギリスのビザは就労の意味合いが強いので例外的に先に仕事を決めることが認められている……らしい。

さっきから非常に歯切れが悪いが、仕方ないのだ。ワーホリについて熟知しているはずの担当者たちからもふわっとした情報しか得られなかったんだもん。

ある日の担当者。

「イギリスのワーホリでは仕事決めてから行けるって聞いたんですけど」

「ワーホリでは原則禁止なので入国できない場合があります」

また別の日の担当者。

「仕事は渡航後に探す形になるんですよね?」

「いいえ、イギリスの場合は日本にいる間に探すこともできますよ~~」

ええい、どっちなんだよ!あなた方が提供しているのは情報なんじゃないのか?だったらその情報の精度は統一しておくれよ。それが商品なんじゃないのか。

 

また別の日、ビザ申請について相談していたらわけの分からないことを言われた。

「『イギリスでの住所』の欄には、一泊だけホテルを予約して、そこの住所を書いといてね」

いや、絶対おかしいだろ。

世界中からワーホリ民が押し寄せるのに、その全てが住む場所を決めてから入国してくるはずはない。英国移民局もそんなことは百も承知だろう。だったら素直に「まだ決まってないよ」って申告すれば良い話ではないのか。

逆に、ホテルの住所で申告する方が、余程悪だくみ感が醸し出されないか……?

ちょっとこの担当者が信用できなかったので、某ワー○リ協会の助けは借りず、一人で申請することにした。もちろんクリーンなワーホリ民として、「住所?まだ決まってないよ」のスタンスで記入していく。

そしたら数週間後……ちゃんとおりたよ!ビザが!

やっぱりそんな小細工は必要なかったんじゃないか!

イギリス在住の友人たちからは「ワーホリのビザ手続きって大変なんでしょう?私の友達も苦労してたから、がんばってね」って口々に声をかけられていたんだけど、あの、全然そんなことなかったですよ……!それなりに英語が読めれば全然難しいことはなかった。むしろ手続きを煩雑にしているのは、「住所申告のためにホテルを予約する」みたいな要らん小細工や不正確な情報だと思うの……!

 

というわけで、「自分ひとりで手続きするよりも専門家を頼った方が穴がないよね」と思ったものの、結局自分ひとりで手続きする方がずっとスムーズだった。

それでいいのか、某ワー○リ協会(全く意味のない伏字)!

まあでも、渡航前に「他人の言うことを鵜呑みにせず、自分の嗅覚を信じる」という経験ができて良かった。

渡航後も、己の嗅覚と野生の勘で道なき道を爆走していく所存である。